Marketo
Adobe傘下のエンタープライズ向けマーケティングオートメーション(MA)プラットフォーム。B2Bリードジェネレーション・ナーチャリング・ABM・収益アトリビューションを統合的に管理。
概要
Marketo Engage(Adobe)は、B2Bエンタープライズ向けマーケティングオートメーションのリーダー製品です。リードスコアリング、ナーチャリング、ABM、マルチチャネルキャンペーン管理、収益アトリビューションなど、B2Bマーケティングに必要なすべての機能を網羅しています。Adobe Senseiによる予測スコアリングと、Salesforceとの深い統合が特徴です。
他社との違い
- 1
B2B MA分野で20年以上の実績 — Gartner Magic Quadrant リーダー常連
- 2
Adobe Senseiによる予測リードスコアリング — 機械学習が購買意欲を自動判定
- 3
ABM機能の深度 — アカウント単位のターゲティング・スコアリング・レポーティングが一気通貫
- 4
多接点収益アトリビューション — マーケティングROIを経営層に定量的にレポート可能
このツールでできること
- 1
リードスコアリング&ナーチャリング
Web訪問、メール開封、フォーム送信、コンテンツダウンロードなどの行動データに基づき、AIがリードの購買意欲をスコアリング。スコアに応じたドリップキャンペーンで自動ナーチャリング。
- 2
ABM(アカウントベースドマーケティング)
ターゲットアカウントリストに基づき、アカウント単位でパーソナライズされたマルチチャネルキャンペーンを実行。営業チームとの連携でアカウントのエンゲージメントを可視化。
- 3
収益アトリビューション分析
マーケティング施策(メール、広告、イベント、Web)が最終的な受注にどれだけ貢献したかを多接点アトリビューションで分析。マーケティングROIを経営層に定量的にレポート。
導入企業
| 企業名 | 業種 | 活用内容 |
|---|---|---|
| Panasonic | 製造業 | グローバルB2Bマーケティングの一元管理とリードナーチャリング |
| VMware | IT | ABM戦略によるエンタープライズアカウントの獲得 |
| Fujitsu | IT | マルチリージョンのリードスコアリングとキャンペーン管理 |
| ServiceNow | SaaS | 収益アトリビューション分析によるマーケティングROI最適化 |
| Roche | 製薬 | コンプライアンス準拠のヘルスケアマーケティングオートメーション |
導入事例ハイライト
グローバルIT企業 AAA社(アメリカ)
MQL→SQL変換率 +45%、営業パイプライン +30%
Adobe Senseiの予測リードスコアリングを導入し、従来の手動ルールベースから機械学習ベースに移行。「購入可能性の高いリード」を営業に優先的に引き渡すことで、営業効率とパイプライン品質が大幅に向上。
製造業 BBB社(日本)
ABMターゲットアカウントの受注率 +35%、営業サイクル -20%
MarketoのABM機能でターゲット100アカウントに対し、業種・役職・行動履歴に基づくパーソナライズドキャンペーンを展開。営業チームとのアカウントエンゲージメントダッシュボード共有で、最適なタイミングでのアプローチを実現。
SaaS企業 CCC社(ドイツ)
マーケティングROI +40%、コスト配分最適化
多接点アトリビューション分析で、「最初の接点はブログ記事、最終接点はウェビナー」のようなカスタマージャーニーを可視化。効果の低いチャネルから高いチャネルに予算を再配分し、同じ予算でリード数を40%増加。
主な機能
メリット・デメリット
メリット
- +B2B MAの業界標準 — リードスコアリング・ナーチャリングの機能深度が圧倒的
- +ABM機能が強力 — アカウント単位でのターゲティング・スコアリング・パーソナライゼーションを実現
- +Adobe Experience Cloud(Analytics、Target、Audience Manager)とのネイティブ統合で、マーケティングスタック全体を一元化
- +カスタムオブジェクトの柔軟性が高く、複雑なB2Bデータモデルにも対応
デメリット
- -学習コストが非常に高い — 管理者認定資格があるレベルの複雑さ
- -UIが古い部分が残っている — 2025年にリニューアルが進行中だが完全ではない
- -価格がエンタープライズ向けで、SMBには高額($895/月〜)
こんな人におすすめ / おすすめしない
こんな人におすすめ
エンタープライズB2Bマーケター
業界最高水準のリードスコアリング・ABM・アトリビューション機能で、大規模B2Bマーケティングを効率化。
Salesforce活用企業
Marketoの深いSalesforce連携で、マーケティング→営業のシームレスなリード引き渡しを実現。
Adobe製品を使用する企業
Adobe Experience Cloudとのネイティブ統合で、マーケティングテクノロジースタック全体を一元化。
こんな方には向かない
- SMB(年間マーケティング予算1,000万円未満) — HubSpotの方がコストパフォーマンスが良い
- B2C事業者 — IterableやKlaviyoのB2C向けMAの方が適切
- 社内にMA運用の専任者がいない組織 — Marketoの運用には専門知識が必要
料金プラン
Growth
$895/月〜
- メールマーケティング
- リードスコアリング
- フォーム&LP
- CRM統合
Select
$1,795/月〜
- ABM
- A/Bテスト
- 高度なセグメンテーション
- カスタムオブジェクト
Enterprise
カスタム
- 全機能
- 予測コンテンツ
- サンドボックス
- 専任CSM
- SLA
Marketo の公式サイトを見る
business.adobe.com/products/marketo/adobe-marketo-engage.html
おすすめの対象
連携サービス
対応言語
よくある質問
Q. MarketoとHubSpotの違いは?
Marketoはエンタープライズ向けB2B MAで、ABM・複雑なリードスコアリング・収益アトリビューションに強みがあります。HubSpotはSMB〜Mid-Market向けで、使いやすさとオールインワン(CRM+MA+CMS)が強みです。大規模B2Bで高度なMAが必要ならMarketo、使いやすさとコストを重視するならHubSpotが適切です。
Q. Salesforceとの連携は?
Marketoは業界で最も深いSalesforce連携を提供しています。リード・コンタクト・オポチュニティの双方向同期、キャンペーンメンバーシップの同期、カスタムオブジェクトの同期が可能です。Salesforceとの連携はMarketoの最大の強みの一つです。
Q. 導入にはどのくらいかかる?
標準的なMarketo導入には3〜6か月を見込んでください。データ移行、CRM連携設定、リードスコアリングモデルの構築、テンプレート作成、チームトレーニングが含まれます。認定パートナーによる導入支援が推奨されます。
Q. Adobe Senseiでできることは?
Adobe Senseiは予測リードスコアリング、最適送信時間の予測、類似オーディエンスの生成、コンテンツレコメンデーションなどを提供します。機械学習が蓄積データを自動分析し、マーケターの意思決定を支援します。