AIパーソナライズで保険申込率40%向上:大手生保のデジタルマーケティング変革
金融・保険エンタープライズEC・D2C8ヶ月
サマリー
Webサイト上のAIパーソナライゼーションにより、ユーザーの属性と行動データに基づいて最適な保険商品を提案。申込率が40%向上し、CPAを33%削減した。
成果
保険申込率
2.1%2.9%
+40%
CPA
48,000円32,000円
-33%
この事例が参考になる条件
対象業種
金融・保険銀行証券生命保険
企業規模大企業〜エンタープライズ(従業員1,000名以上)
こんな課題に
- Web経由の保険申込率が3%未満で伸び悩んでいる
- ユーザーに対する商品提案が画一的で離脱率が高い
- デジタルマーケティングのROI可視化ができていない
前提条件
- • CRM(Salesforce等)に顧客データが蓄積されている
- • Webサイトの月間トラフィックが10万セッション以上
- • 社内の個人情報保護・コンプライアンス体制が整備されている
投資規模Salesforce Marketing Cloud年額 数百万円 + Optimizely月額 $1,000〜 + 初期構築工数 約400時間
必要チームデジタルマーケティング担当2名 + エンジニア2名 + 法務担当1名
手法・アプローチ
Optimizelyを導入してWebサイトの表示コンテンツをユーザー属性(年齢・家族構成・過去の閲覧商品)に基づいて動的にパーソナライズ。Salesforce Marketing Cloudと連携し、Web行動データとメールエンゲージメントデータを統合した顧客プロファイルを構築。ライフステージ別に8パターンの保険提案シナリオを設計し、各タッチポイントで一貫したメッセージングを実現した。
課題・注意点
- -金融商品の広告規制(保険業法・金融商品取引法)への準拠で、パーソナライズの表現範囲に制約があった
- -社内の個人情報保護委員会の承認プロセスに2ヶ月を要し、プロジェクト全体のスケジュールが後ろ倒しになった
- -レガシーな基幹システムとSalesforceのデータ連携でバッチ処理の遅延が発生し、リアルタイム性の確保に苦労した
実施ステップ
- 1既存のWeb行動データと申込データを分析し、パーソナライズの方向性を策定
- 2個人情報保護委員会の承認取得と法務部門による表現チェック体制の構築
- 3Optimizelyの導入とSalesforce Marketing Cloudとのデータ連携基盤構築
- 4ライフステージ別8パターンの保険提案シナリオをA/Bテストで検証
- 58ヶ月間の運用データを基にパーソナライズアルゴリズムの精度を継続改善
使用ツール
Salesforce Marketing CloudOptimizely